2018/07/30
本日お手伝いさせていただいたFW3の研修科目は「現場作業における総合力」と「事業所の経営の展望」です。
緑の雇用のFW(フォレストワーカー)の集合研修は、経験年数により1、2、3に分けられますが、FW3は三年生です。毎年この集合研修を受け三回めなので研修内容の計画も難しいです。
同じ講義の繰り返しで、あくびが出るような内容ではせっかく貴重な時間を割いて研修に参加している研修生に申し訳ないし、かといって、現場経験のほぼ無い自分が話す定型的な講義は1年2年の段階で出し切ってしまっています。悩みに悩んだ結果、研修生の2年半の現場経験を研修生同士で出し合い、日頃の自分の経験や活動と異なる話を聞くことで色々な気づきを得て、それが結果的に「現場作業における総合力」や「事業所の経営展望を考えるきっかけ」になれば良いのではないかというスタンスで研修を行うことにしました。
研修生は各々事業所の形態や規模、業務内容も異なりますが、グループで話し合い、発表することで予想以上の気付きを得てくれたように感じました。いい研修になりました。
私は、奈良県に住まい奈良県の森林でOJT三年目として働き大きく育った彼らを大変頼もしく思います。これからも奈良の林業の担い手として末長く活躍してくれることを心から応援しています。

(杉本)
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